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逃げたい人生と向き合わずに生きていく3つのコツ

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逃げたい人生と向き合わずに生きていく3つのコツ

学校や仕事から逃げたい、人間関係から逃げたい、全然ダメな自分という現実から逃げたい。誰しも耐え難く逃げたいと思ったことはあると思います。解決したい、乗り越えたい、ではなく「逃げたい」と考えてしまうのはどうしてなのでしょう。それは、解決できない、乗り越えられない、発作的に思い悩んでしまっているからだと思います。つまり、一時的に逃げることはできても、いずれは逃げ切れなくなることを感じ取って悲観している状態なのだと思います。そのような状態とうまく付き合う3つの方法。1.仮逃げをする 2.無理に気持ちを切り替えない 3.逃げたい自分をそのまま認めてあげる について具体的にどうすればいいのか記載していきたいと思います。

1.とにかく考えすぎず「仮逃げ」をする

「仮逃げ(かりにげ)」は造語です。これに対して、本当に逃げることを造語とするならば「本逃げ(ほんにげ)」でしょうか。例えば、憂鬱な月曜日の登校や出勤を本逃げすることは、噓をついて休んでしまうことです。そうしてしまうのではなく、「大丈夫大丈夫、今日はまだ日曜日だし、ちょっといつものコンビニにぶらぶらしに行くだけだし」と自分で自分をだまして、逃げたいという自分に向き合わずに無理やり暗示にかけたまま玄関を出ます。私が実際にやっていた方法は好きなアニメの音声をずっと聞きながら、その世界にのめり込んだまま、もうこの道はあの異世界につながっているのだと陶酔感のまま通勤路をクリアしていました。職場に到着すれば強制的に気持ちが切り替わりましたので、試す価値はありです。ただし、公共の場では歩きスマホNGなどのルールは守りましょう。

2.気持ちの切り替えにこだわらない

気持ちを切り替えないと、逃げたいという気持ちを抑え込まないと、と自分を追い詰めると余計に逃げたくなってしまうのが人間の性分のようです。逃げたいという気持ちと真っ当に勝負しようとして「気持ちを切り替える」ことばかりに固執するとそればプレッシャーとなって身動きが取れなくなります。その結果うまくいけば万々歳ですが、結局気持ちが切り替わらなかった場合の徒労感が倍にも感じます。好きなことをして切り替えようとする方法もありますが、私はあまりお勧めしません。気乗りしないときに好きなことを無理やり頭にねじ込もうとすると、せっかく好きだったことまでは色あせて感じてしまうからです。頭の中だけなら自由な世界ですから「あーやだやだ早く帰りたい」と1日中思ったまま1日が終わってしまっても、それは「悪」ではないと思います。

3.「逃げる自分」を認めてあげる

逃げたい、と考えてしまう自分はなんて弱い人間なのだろう。そう考えて余計に落ち込んでしまう。逃げたところで逃げ切れない、ということがわかってしまっている分辛さや悲しさが引き立ってしまう。そういう負の感情に縛られて息苦しくなるのではないでしょうか。でも「逃げたい」という感情はそんなに悪いことなのでしょうか。足の速い動物はその多くが「逃げる」ための進化を遂げてきました。「逃げる」ということは危険を察知し、自分を守る大事な行動なのです。「逃げたい」という感情が現れた時のあなたの身は、何らかの良からぬことから心身を守りたい、という反応をしているのだな、と自分を客観視してみると鬱々とした気分が少し和らぐかもしれません。「逃げたい」という気持ちを全否定してしまうのではなく、自分が自分を守ろうとしている、とその気持ちを理解して受け入れてあげるといいでしょう。

逃げたい人はたくさんいるから大丈夫

逃げたいと思ったことがない人なんて果たしているのでしょうか。大きな事でも些細なことでも、理屈通りにいかなかったりして自分のキャパシティーを超えている、自分には無理だ。と絶望的な気持ちになることがあります。それがもし、他の人がやすやすとこなしているようなことだと、こんな簡単なことからも逃げたいと思ってしまう自分はなんて価値がないのではないか、と強い劣等感にも襲われます。でも待ってください。先ほども触れましたよね。逃げたい、と思ったことがない人なんて果たしているのでしょうか。きっとあなたの周りの多くの人も、心の中ではあなたと同じように「逃げたい」という気持ちと共存しているのではないでしょうか。もちろん、気持ちが切り替えられる人、乗り越えられる人も多くいると思います。でも、その人たちが「良」で切り替えられない自分が「悪」ではありません。「逃げたい」という気持ちを無理に殺すのではなく、先に挙げた3つの方法を取り入れながら、同居人として付かず離れず付き合っていければいいのではないでしょうか。