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不安で何もできない人の3つの対処法
不安で何もできない時は、この3ステップをやってみて下さい。まず「1.何が不安か書き出してみる」。少し落ち着くことができます。次に「2.まずは身近なことから始めてみる」に進みましょう。気になっていたけど放っておいた部屋の角の埃を拭くだけでも、玄関を掃き掃除するだけでも、書類を整理するだけでも、ちょっとした達成感がちょっとした自信になったりします。身近なことができたら、最後のステップ「3.友達にも同じ状況の人かいないか探す」に進みましょう。どんな人でも大なり小なり不安を抱えているものです。参考になるし孤独感も和らぎます。また仲が深まるきっかけにもなるかもしれません。思い切って人に相談してみるのもいい方法です。
1.何が不安なのか書き出してみる
不安な気持ちを抱えたままだと、無限ループから抜け出せず、むしろ不安が増殖してしまうこともあります。書くというアウトプット行為をすることで、抱えている不安な気持ちを自分の外に出すことができます。また何が不安なのか、どうして不安なのか、冷静に客観的に見つめることもできます。また人間はあまりにも不安になると、それを認めたくなくて強がってしまったり、考えないようにしたりしてしまうこともあります。でも不安が解消されないままでは、何をしていても心のどこかで不安を感じて落ち着かないものです。しかし、書くことで「自分は今不安なんだ」と認めることができ、対処する体勢になれます。人に話すのはハードルを感じても、書くだけなら自分にしかわからない上に、気持ちを吐き出せるので、自分を少し楽にしてあげられるのです。
2.まずは身近なことから始めてみる
大きなことや完璧を自分に要求しないで、本当に身近な、すぐ達成できなそうなことにトライしてみましょう。後回しにしがちな「部屋の隅の埃とり」「レンジ内の拭き掃除」「玄関の掃き掃除」「書類の整理」「鏡を磨く」など数分で終わる簡単なことでいいのです。こんな簡単なことでも気が紛れますし、ちょっとした達成感がちょっとした自信を生むのです。また自分が過去に頑張ったことを思い出すのもおすすめです。「あの時は不安で仕方なかったけど、頑張って乗り越えたなあ」とか「あんなに自信なかったのに、やりきったなあ」と思えることもあります。それで「あれだけ頑張れたんだから、今回だって大丈夫かもしれない」と思えればしめたものです。
3.友達にも同じ状況の人がいないか探す
人は、どんなに自信家に見える人でも大なり小なり不安を抱えているものです。友達に「心配事がある時どうしてる?」など聞いてみるのもおすすめです。自分の相談に乗ってもらうきっかけにもなりますし、相手の話を聞ければ、「自分だけじゃないんだ」という安心感と「頑張ってみよう」というパワーが湧いてくることだってあります。人間、安心していれば力は出せるのです。意外と「この人は心配事なんかないだろうな」「この人は順風満帆で羨ましいな」とこちらが思っている人も、話してみると実は弱気だったり心配事を抱えている場合もあるのです。話してみなければわかりません。「他の人も自分と同じように不安ってあるんだな」という現実を知ると、不思議と勇気も出てきます。
不安を打ち明けられる人がいるとだいぶ楽になります
不安や悩みは、一人で抱えていると辛く苦しいものです。信頼できる人がいるなら、相談に乗ってもらいましょう。解決しなかったとしても、まず楽になります。どうしても人に打ち明けるのが難しいようでしたら、カウンセリングなどプロの手を借りるのも一つの手です。日本人はまだまだメンタル面で、クリニックなどに行くことに抵抗がある人が多いですが、知っている人ではないのである意味気楽に話せますし、何よりたくさんの人に会い、話を聞いているプロの視点から、自分を見てもらうことは貴重です。自分の視点だけでは気づけないことに気づけるチャンスにもなります。何よりプロなので、「聞く」スキルがあります。人に知られることもないですし、相談できる人がいない時は、考えてみてもいいのではないでしょうか。