メンヘラ体験記 広告

夏に気分が落ち込む時の対処法3つ

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夏はリア充が多く気分が落ちやすい季節

大学生になりたての頃。課題が多く忙しい学科だったので、慣れるまではバイトやサークルをする余裕がなかった。おまけに女性ばかりの学科で、出会いなんかまるで期待できない環境。毎日必死に課題をこなし、その合間に友達と愚痴を言い合ったりしながら、何とか前期を終わらせて夏休みに入った。
京都の大学だったので、友達と祇園祭に行った。そのとき初めて、周りの大学生がリア充だらけで、自分達が完全に置いてけぼりを食らっていることに気付いた。みんなはちゃんと春の間に出会いを見つけて、夏に備えてたんだなぁと思った。手を繋いだ浴衣のカップルや、ワーワーキャーキャーはしゃぎ回る男女グループが側を通るだけで、「記念すべき大学1年の夏がこんなことになるなんて…」と気分が落ちた。

1.思い切って同性だけで遊びまくる

「どうせ私達は非リアですよ…」と散々愚痴を言い合っていたが、このまま夏休みが終わるのも癪に触るし、どうせなら女友達だけで遊びまくることにした。まずは定番の京都観光。レンタル浴衣を着て観光地を周ったり、舞妓体験に申し込んだり、和スイーツや町屋カフェ巡りをしたり。今思えば、こういう遊びは彼氏とじゃなくて女子同士だからこそ思い切りたのしめたのかもしれない。他にも、大阪でショッピングや食べ歩き、神戸のおしゃれスポット巡り、中華街で食べ歩き。つるんでいたメンバーそれぞれの実家に、お泊まり旅行もした。佐賀、福井、富山、広島、山口、福岡と巡りながら、お菓子を広げてパジャマパーティー。女子だけでも、十分に充実した夏を過ごすことができた。

2.夏なので遠くに旅に出る

夏の青春18きっぷを利用して、長い一人旅なんかも良い気分転換になる。自分がフリーのときは、どうしても周りのリア充と自分を比べて気分が落ち込んでしまったり、人からどう見られているかが気になったりしやすい。でも、電車なら一人で乗っている人は珍しくないし、初めての一人旅としてハードルは低いと思う。特に観光地に行くでもなく、車窓から見える見たことのない風景をボーッと眺め、飽きたらフラッと途中下車して駅周辺をブラブラして。遠く離れた町を気ままにブラブラしているうちに、一人であることも非リアであることも不思議と気にならなくなった。「ここには誰一人、自分のことを知っている人間はいない」という事実も、安心感につながっているんだと思う。

3.夏にしかできないことをする

せっかく夏なのだから、非リアでも定番の海水浴とキャンプは楽しみたい。だから腐らず女同士で水着を買いに行って海に行ったし、コテージに泊まれるキャンプ場に行ったりもした。出会いの場にもなるし、出会いがなければ純粋に夏ならではの遊びを楽しめればいいし、といった心境で。あとは、夏フェスや野外ライブ。この手のイベントは非リアにはキツいと思われがちだが、意外とみんなアーティストのほうばかり見ていて他の人のことなんか見ていないことが多いので、行ったら行ったで思い切り楽しめた。
一人の時は、夏の風物詩を思い切り楽しんだ。夜にベランダで蚊取り線香を焚いてビールを飲みながらボーっとしたり、冷やしたスイカを食べたり、線香花火をしたり。一人だからこそ夏を思い切り味わう、というのも大事な時間だと思った。

夏はとことん泣いて笑ってたくさん遊べ!

夏に独り身なのは辛い。特に夏休みの長い大学生や、周りにリア充があふれ返る若い世代にとっては、拷問でもされてる気分になる。でも、リア充じゃないと楽しめないということは全然ないと思う。同性だけだからできる夏の楽しみ方をすればいいし、たとえ「楽しむ友達すらいないんだよ!」という完全非リアの人であっても、一人で楽しむ方法はたくさんある。人目が気になる人は、人目につかない方法で夏を満喫すればいいだけのこと。
人生100年として、夏は一生のうちで100回しか経験できいから、リア充と非リアの自分を比べて落ち込むだけで100分の1が終わるなんて、そんなもったいないことはない。とにかくいろんな体験をして、夏を思い切り楽しみたい。