必要とされたいのは人間の特性だから仕方ない!3つの特徴
人間には承認欲求というものがあり、女性は特にそれを強く求める傾向があります。何か良いことをして親から褒められたという経験から、友達や職場の同僚に自分の存在を認められたい、好きな人に愛されたいという欲求まで、承認欲求といっても内容は多岐に渡ります。年齢を重ねるごとに欲求の内容もレベルアップを重ね、誰かから必要とされたいという欲求が増していきます。好きな人や、好きでもないけどなんとなく気になる人まで。必要とされたいと貪欲になればなるほど簡単に身体を重ねてしまったりと、自分でも理解できないような、後から悔やむような行動を簡単に起こしてしまいます。承認欲求は人としての性であり、好きな人に必要とされたい、愛されたいという思いは簡単に人を狂わせます。
1.常に自分に自身がない人
学校の同級生から悪口を言われた経験がある。社会人になっても仕事のミスで叱責を受け、陰で悪口を言われることが多い。そんな人は自分に自信がありません。「どうせ私のことなんて誰も必要としてくれない。」「私が頑張ったことを誰も認めてくれない。」そんな思いが余計に自分自身の自信を下げていきます。特に社会人になると怒られることは日常茶飯事でも、褒めてもらえることは珍しいぐらいです。現代社会のあり方、仕事のあり方自体が人の自信を削ぐことに繋がっているのも1つの事実です。必要とされたい欲求は子供から大人になるに従って満たされなくなり、その思いを内に隠しておこうとする傾向が強くなります。その分、少しでも誰かに「可愛いね」と褒められた時、一気に自分の中に秘めた欲求が爆発します。
2.自分でもネガティブだと思う
「誰かに見られている。」「誰かに悪口を言われている。」そう思うようになった時、心が疲れています。いつもの学校、いつもの仕事場。しかし、誰かに見られて悪口を言われている気がする、誰かが私の仕事を見張っている気がする。もはや被害妄想か自意識過剰じゃないかと思うような思考回路になった時こそ自分でもネガティブだなと思います。周囲に悪口を言われたり、怒られたりすることで自信がなくなり、最終的にはネガティブな考え方が自分の中でも当たり前になります。自信がないだけでもしんどいですが、さらに自分で自分のことを下げるような考え方をしてしまうことで、さらに承認欲求が満たされなくなります。それが一気に満たされた時の心の爆発具合も強さを増していきます。
3.簡単にカラダを重ねてしまう
「好きだよ。」とか「可愛いね。」「愛してるよ。」どうせ上辺だけじゃないの?と思うような褒め言葉も新鮮に感じた時。日頃の疲れも溜まりに溜まって褒めてくれる相手に一気に身を委ねてしまいます。まるでさっきまで走っていたランナーがゴールで倒れ込むような感覚で、相手の胸の中で倒れたようになります。日頃は気が強いと言われるような性格でも、そうなれば簡単に身体を重ねてしまいます。後から悔やむようなことになるなど、その時は全く考えられなくなります。日頃から誰にも必要とされないと感じる分、身体関係だけでも必要としてくれる人がいるならそれでいいと満足感を感じてしまいます。その場の感情、気分が一気に上がって酒に酔ったような感覚が心地よくなります。
必要とされるならそういう生き方もアリ
男性側も女性側も平等に「誰からも必要とされない。」という悩みを日常生活で抱えて生きています。だからこそ、身体関係だけでもお互いが満足できるのであればそれでもいいと思います。身体関係でも必要としてくれる人がいる、私しかできないことを相手にお願いされているという感覚でも、社会に戻った時の励みになるというのであればそれもそれでアリだと思います。自分が良ければ、相手が良ければ、そういう生き方もアリだと私は考えています。双方の信頼、同意があってこそ成り立つものですが、そういう関係に巡り合えること自体珍しい話です。必要とされたいという欲求を感じ、それを満たす方法として満足できるのであれば、必ずしも恋人関係、婚姻関係になることを目標とするのは逆に疲れてしまうと思います。