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仕事から逃げたい30代が今すぐすべき3つのこと

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仕事から逃げたい30代が今すぐすべき3つのこと

仕事をしている30代の人の多くは,仕事を始めてから15年前後となります。新入社員と呼ばれる時期は過ぎ,若手という扱いから中堅という扱いに変わりつつある中,「仕事から逃げ出したい」という気持ちに駆られる経験をする人も少なくないのではないでしょうか。その気持ちを上手に処理していくことが,その後のキャリアを順調に積んでいく1つの要素になるといえます。例えば,「上司や部下に迷惑をかけてしまっている」という思いから逃げ出したいと感じている場合を想定します。この場合の対処法として,「どの程度迷惑をかけているか可視化する」という方法を実践することで,「可視化」という他の場面でも応用できる対処スキルを身に付けることができるかもしれません。また,会社の方針が明らかに労働基準法に反していることから逃げ出したいと感じている場合は,労働基準監督署にその旨を訴えるという対処をすることで,職場環境の改善につながるかもしれません。別のケースとして,今いる会社と自分の特性の相性がマッチせずに逃げ出したいと感じている場合は,思い切って転職することが,自分の道を切り拓くきっかけになるかもしれません。

1.上司や部下にどのぐらい迷惑をかけてるか可視化する

上司や部下に迷惑をかけているという思いから,仕事から逃げ出したと感じることがあります。こうしたケースでは,どの程度迷惑をかけているか可視化するという方法が有効なことがあります。上司から指示された業務が期日までに完了せず,部下を巻き込んで残業して対処し,それでも間に合わずに取引先に上司が謝罪するというようなケースを想定します。確かにこの1件だけをとれば,上司や部下に迷惑をかけたことは否定しようがありません。ただ,これまで自身が会社に対して貢献してきた部分が他の案件であるはずです。上司や部下に対して貢献してきた部分,迷惑をかけてきた部分を客観的にリストアップして可視化することで,迷惑をかけてきた分と貢献してきた分のバランスを確認することにより,過度に自責的になるのを防げることがあります。

2.会社が悪いなら労基署に駆け込む

仕事が嫌で逃げ出したくなる理由の1つに,過度の残業や残業代の未払いといった会社の経営方針が労働基準法に反している場合があります。業界によっては,サービス残業やサービス出社が当たり前という企業も少なくありません。場合によっては,その旨を労働基準監督署に訴えるという手段をとるべきといえます。本来守られるべき労働者の権利が守られていないというのは,一個人や一企業の問題ではなく,社会的な問題であり,そうした状況は是正されるべきだからです。法律違反の状況の中,肉体的にも精神的にも疲弊し,自身の持っている能力が発揮できない状態になってしまうのは,その後のキャリアを形成していく上でもマイナスになってしまいます。

3.間に合わない分、クオリティを上げる交渉をする

今いる会社と自分の特性の相性がマッチせずに逃げ出したいと感じることもあるかもしれません。もし今の会社で自分の能力が十分に発揮できていないと感じるのでれば,思い切って転職をして環境を変えるということが有効な場合があります。与えられた場でいかに自身の能力を発揮するか,というのが基本的には働く上で求められることになると思います。ただ,それにも限界はあります。特に,30代であれば,その後のキャリア形成は,職場で求められることと自身の特性がマッチしているかが鍵になってきます。合わない環境で努力を続けるか,思い切って転職をして環境を変えてみて挑戦するか,どちらが正解か検証のしようがない選択ですが,後で振り返って後悔が少なくなるよう,思い切ってみるというのも手かもしれません。

自分を認めてくれる環境を探すのもアリ

個人的な意見としては,職場環境が合わないと感じるのであれば,転職をする方向で考える方が企業にとっても個人にとっても利益が大きいと考えます。もちろん,30代であれば家族がいる場合もあり,個人の考えだけで動けないことも多いと思いますが,人生を振り返った時に後悔が少ない選択をするためにも,挑戦が可能な環境であれば,挑戦をしてみるべきと考えます。私自身も,34歳でそれまで10年近く勤めていた会社を辞め,現在進行形で次のステップに向かおうとしています。もちろん,辞めるまでに次の選択肢を作る努力をしました。まだ,この選択が正解だったかの答えは出ていませんが,今の時点では,辞めるという選択ができた自分を肯定的に捉えています。