ゆとり世代の人は特に、自分に自信を持てない人が増えています。
「私もそうかもしれない。」と思い当たる方も多いのではないでしょうか。
SNSが普及して不特定多数の人と関わりを持てるようになり、他人と比較する機会も増えました。
他人との比較は、自分に自信を持てなくする原因の1つ。
人と関わる機会が多くなったことで、自信を持てない人の特徴が顕著に表れているのです。
この記事では、自信がない人に共通する8つの特徴と、自信をつけるための簡単な方法をお伝えします。
自信をつけて人生の幸福度を上げたいと考えている方は、参考になれば幸いです。
■この記事を読んで欲しい人■
- 自分に自信をつけたい人
- 自己肯定感をアップさせ、日常を幸せに生きたい人
- 仕事や恋愛で失敗が続いている人
Contents
仕事や恋愛が原因で自信をなくしてしまう日本人はとても多い
日本人は諸外国の人達に比べ、自分に自信が持てない性格です。
例えば、営業先と新たな契約を結べた時。
誇ってよい成果ですが、日本人の多くは成功を認めず、自信を持つ機会を失っています。
仕事でミスをした時も同じ。
ちょっとしたミスで上司から指摘を受けただけで、
「自分はこの仕事が向いていない。」「この先生きていけない。」などの過剰な思い込みから自信をなくしてしまいます。
恋愛でも同じことが言えます。
「今まで恋人がいたことがない」「他の人よりも顔が整っていない」などの失敗経験から自信を持てなくなるケースも。
恋愛に奥手になると、異性と過ごす時間が無くなるため、人生をより幸せに生きるチャンスを逃してしまいますよね。
その他、部活動で結果が出なかったり、勉強でいい点が取れないと、日本人の性格上すぐに自信をなくしてしまうのです。
多くの人が一度は感じたことがあるのではないでしょうか?
分かってはいるけど、自分を肯定するには時間がかかりますし、具体的に何をすればよいか見当が付きませんよね。
だからと言ってそのままにしておくと、生活の様々な場面で損をする可能性があるのです。
自信がない人はあらゆる場面で損をしている
実は、自信がない人は自ら積極的に動けないため、あらゆる場面で損をしているのです。
身近にいるポジティブで積極的な人を思い浮かべてください。
彼ら彼女らは、人生で損をしているように見えるでしょうか?
少なくとも、自信が持てずに行動に移せない人よりは、いつも輝いて見えますよね。
対して、自分を肯定できない人は、以下の2つの損をしています。
- 他人からの評価を下げる
- 失敗から自信をなくす悪循環に陥る
自信なさげな立ち振る舞いは他人からの評価を下げる原因に
自分を認めてあげないと、自信のなさはあなたの行動や表情に表れます。
部活動やビジネスの場面で例えると分かりやすいです。
あなたが熱心に練習をせず、強豪校との試合に臨んだ場合、「試合に勝つ」自信は持てませんよね。
その自信のなさがプレーや表情から感じられるため、対戦相手からは「このチームは大したことないな。」と思われ、評価を下げる原因になります。
ビジネスシーンでも同様。
あなたが営業をする際に、自分のプレゼンスキルや身だしなみに自信がなければ、良い結果は生まれません。
理由は、取引先の人から見るあなたは、やる気がない営業マンに見えるため。
やる気がいくらあっても、自信がなければあなたが望む結果に繋げるのは難しいでしょう。
自身への肯定感がなければ、人生のターニングポイントで思うような結果が出ないことがあります。
自信を持つことは、自己実現にとって需要なカギになることを認識しておきましょう。
自信がないせいで失敗し、さらに自信をなくす悪循環に
例に挙げたビジネスシーンを深く考えてみましょう。
自分のスキルや行動に自信を持てないと、どのような事が起こるのか。
1つは、上記で説明したように、他人からの評価が悪くなる。
そしてもう1つは、「失敗に繋がる」という点。
他人から評価されないと、ビジネスでもプライベートでも、あなたが目指す姿(成功)には辿り着きにくくなります。
結果、失敗が続いてしまうため、以下のような負のスパイラルが起きてしまうのです。
- 自分に自信が持てない
- 自信がないと、プレゼン等を効果的に行えない
- その結果、成果に繋がらない(契約を取れない)
- 失敗から自信を持てない日々が続く
このような状態にはまってしまうと、自分を肯定するのが困難になり、悪い方向にばかり向かってしまいます。
失敗は誰でも怖いもの。
ただ、そこで足を止めてしまうと、成功には近づけません。
しかし、多くの人はどうすれな自信をつけられるのかを知らない
自信は簡単に持てるものではなく、長期間に渡って培われるものです。
「今すぐ自信を持ちたい!」と考えている方も多いと思いますが、「自信のつけ方」を知らなければ困難です。
その方法を理解していないと、いつまでも進展がありません。
あなたも自信がないと感じた時、具体的にどうすればよいか分からないのではないでしょうか。
解決策の検討がつかなければ、問題は解決しません。
自己肯定感をアップさせたいと考えている方は、まず具体的な改善方法を知りましょう。
後述では、誰でも簡単に自信を持てる方法をお伝えします。
その前に、自信がない人の特徴を見ていきたいと思います。
自分は自信がある方だと思っていても、意外と当てはまる特徴があるかもしれません。
ご自身の特徴と照らし合わせてご覧ください。
自分に自信がない人に共通する8つの特徴
自信を持てていない人の特徴は、主に8つあります。
- ネガティブ
- 他人と比較する
- 自意識過剰
- 失敗を恐れる
- 自分を理解していない
- 完璧主義
- 逃げる、諦める癖がある
- 失敗を引きずる
それぞれ詳しくご説明します。
あなたの特徴と当てはまるものがないか確認してみましょう。
特徴1. ネガティブで自己肯定感が低い
物事を前向きに捉えられず、小さな成功体験でも自分を褒められない人は、自信を持つことは困難でしょう。
後ほど詳しくお伝えしますが、自信は成功体験からも生まれます。
あなたが行った行動で誰かが救われたり、あなた自身が恩恵を受けたのであれば、素直に自信を持つことがオススメです。
あなたが考えているほど、他人からの評価は低くないのかもしれませんよ。
残り7つの特徴も成功体験に関するものが多いため、そこに注目してご覧ください。
特徴2. 他人と比べてしまう
「謙虚」と「自信のなさ」は、似ているようで異なるものです。
他人と比較して「多少上達したけど自分はまだまだレベルアップできる。頑張ろう!」と思うのが謙虚。
対して、「自分なんて到底及ばない。もっと頑張らないと…」のように、あなたを肯定しない思い込みは自信がない状態です。
そもそも、あなた以外の人と比較する必要はありません。
上を見ても限がないため、いつまでも自信を持てないでしょう。
であれば、自分の成功体験に目を向け、それを褒めることの方がより大切です。
特徴3. 自意識過剰で他人の目を気にしすぎる
他人との比較と似ていますが、他人の目を気にして過ごすと、自分に満足ができない精神状態になりがちです。
「自分は見られているから、認めてもらえるように頑張らないと…」
このような思いを持っている方も多いのではないでしょうか。
自分の成果や行いに満足できないと、当然あなた自身を肯定できませんよね。
他人は思ったよりあなたを見ていないので、ご安心ください。
特徴4. 失敗することを怖がっている
失敗を恐れて足を踏み出せない人がいますが、行動しなければ成功は生まれません。
自信がない立ち振舞い⇒失敗⇒挑戦できない
冒頭でお伝えしたように、自信がなければこの悪循環が起きる可能性があります。
循環を起こさせないためにも、「挑戦できない」を「挑戦できる」に変えて、肯定感をアップさせることがオススメ。
特徴5. 自分の強みや魅力を理解していない
あなた自身の強みや魅力は、誰かに指摘されないと気づけないものです。
自信がない人は弱みばかりに目が行き、強みの部分を意識できていません。
他人にはないあなたの長所を見つけられれば、あなたの優位性が確保され、自信も自然とついてきます。
特徴6. 完璧主義すぎる
完璧な人間は誰一人いないのですが、常に100点満点を目指す人が多いです。
総じて、その人達は自分に満足できていません。
到達できない目標(完璧の定義が曖昧なため)を目指しても、どの時点で達成できたのかも曖昧なため、一向に満足できないでしょう。
自信をつけるには、明確かつ具体的な達成目標を置き、それをクリアするのがオススメです。
特徴7. 諦める癖や逃げる癖がついている
- 任された仕事が大変だから、他人に押し付ける
- 大事な試験があるけど、面倒だから勉強しない
- どうせモテないから、恋愛は諦めた
このように、自分に限界を感じて逃げ癖・諦め癖を持った人は、苦境を乗り越えて成功した経験が少ないため自信が持てません。
特徴8. 過去の失敗をいつまでも引きずっている
失敗を引きずるデメリットは3つ。
- 次の行動に移行できなくなる
- 失敗の情景が浮かんでしまうため、ベストなパフォーマンスを発揮しにくい
- 自分に限界を感じる
今までお伝えした特徴をまとめたようになりましたが、失敗は行動を制限させ、思ったパフォーマンスを発揮させません。
さらに、自分に限界を感じてしまうため、自信が持てなくなる。
何度もお伝えしていますが、この悪循環にはまってしまうと容易に抜け出せません。
自信のなさを克服するための3つのシンプルな方法
「自分を好きになれない。」
「生きている価値を見出せない。」
自信がないとこのような感情を抱いてしまいますよね。
そのような人でも、日常の小さなことから自信を身に着けられます。
方法は3つ。
- 成功体験を積む
- 他人との比較× 今の自分を認める〇
- 他人に受け止めてもらう
方法1. 小さなことから成功体験を積み上げる
先程からお伝えしてきましたが、成功体験は自信の源です。
どんなに小さなことでも問題ありません。
大切なのは、あなたが自分の力で何かを成し遂げること。
勉強面:苦手科目の試験が、前回よりも5点アップ
恋愛面:異性から「優しい」「頼りになる」等の
言葉をかけられるようになった
ビジネス面:上司に怒られる回数が半分になった
このような少しの変化でいいのです。
今までよりも成長したあなたを褒めてあげましょう。
また、「行動できた」ことにも目を向けると、より自己肯定感が上がりますよ。
「○○をやりたい!」と志す人は、平均して全体の約5割。
実際に行動に移す人は3割。
そして続けられる人は1割程度と言われています。
行動できたあなたは、7割の人ができないことを成し遂げたのです。
次はその行動を継続して、成功体験を増やし、自分を褒めてあげるのがオススメです。
方法2. 他人と比べることをやめて、ありのままの自分を認める
あなたの成功体験に目を向けるだけで自信は持てます。
そのため、他人と比較する必要はありません。
あなたよりも仕事ができて、恋愛でも充実した生活を送っている人は多くいるでしょう。
ただ、その人達に目を向けると、あなたの魅力が隠されてしまいます。
優れた人と比べるより、今のあなたの長所やスキルと向き合いましょう。
優先すべきことは、あなたが自信を持つこと。
そこから他人と比較して、自分の足りない部分を知り、さらなる成長に繋げる方がレベルアップには効果的です。
他人との比較は優先順位が低い。
まずは自信を持ち、生産性を維持するのが成功への近道!
方法3. 他人に受け入れられる経験をする
自分で自分を認めるのも必要ですが、それでは限界があります。
並行して、誰かに受け入れられる、つまり褒められたり、感謝される経験をするのがオススメ。
自己評価には嘘や甘えがありますが、他己評価には偽りがほとんどありません。
誰かからの感謝や賞賛は、あなたの自信を生むのに効果的です。
自信がない人は、他人に働きかけることが億劫になりがちですが、勇気を出して小さなことから取り組んでみましょう。
他人の幸せを叶えるために動くと、自分の幸せ(やりたい事・叶えたい夢)を蔑ろにしがち。
あなたの夢を明確にしておきましょう!
とはいえ、実際にはありのままの自分を認めることは難しい
自信を持つポイントをお伝えしましたが、実際は自分を認めるのには時間がかかります。
確実に自信を持てる保証もありません。
例えば、「営業でクライアントを1件獲得できた!」という成功体験をした時。
あなたは自分を褒めれても、他者からすると「そこまで凄い成果ではない」と感じられるかもしれませんよね。
確実に他者から認めてもらい、自信に繋げられる方法は、「価値があるものに貢献すること」です。
価値の定義は環境や人によって異なるため、正しいニーズや価値を捉え、あなたの持つスキルで貢献するのがポイントです。
そうすれば、誰かから褒めてもらえますし、ニーズがあるところには報酬もあるため、自分を認める材料となるでしょう。
では、具体的に何をすればよいのか?
以下で詳しくお伝えします。
適切な環境で価値を提供し、報酬を貰うことで自信に繋がる
他者に貢献して「お金を稼ぐこと」は自信をつける近道
「お金」は信頼の数値。自分の価値に気づくことができる
お金は信頼を表す最も分かりやすい価値です。
ニーズがあるものに貢献すれば、自然とお金(報酬)は高くなります。
自分に自信がない人は、まず自分が貢献できる分野を探し、あなたのスキルを活かして誰かに貢献することをオススメします。
例えば、近年利用者が増えているクラウドソーシングでも価値を提供できます。
ライターやプログラマーのような専門職以外にも、録音の書き起こしなどノンスキルでも可能な貢献方法もあります。
そこでクライアントから褒められる経験ができれば、より自己肯定感がアップするでしょう。
まずは簡単に稼げる仕事でお金を稼ぐことからはじめよう
自信をつける方法は、「自分に自信がない人に共通する8つの特徴。克服するためのシンプルな方法」という記事で詳しく説明しています。
合わせて読んでみてくださいね。
まとめ:自分の力でお金を稼いで自信のなさを克服しよう
人は容易に自信を持てない生き物。
あなただけではありません。
しかし、自信がないと生活環境で損をしてしまう可能性があります。
最悪の場合、自分を肯定できない状態が続き、失敗の連続で人との関りが困難になることも。
そこで、以下の「自信を持てる方法」を意識して、今日から過ごしてみるのをオススメします。
- 成功体験を積む
- 他者から評価されるように動く
- 他人と比べず、自分の魅力を発見する
- 価値を提供し、報酬(お金)を頂く
何をしたら良いか分からない人は、自分のスキルを活かして小さな成功体験(お金を稼ぐ経験)を積み上げてみましょう。
他者からの肯定は、自信を持つための近道です。